【現役、早大生が語る。】早稲田大学、政治経済学部について【これから受験される方も】
初めまして! 現役早大生の岸野です!
早稲田大学を目指す受験生に向けてこの記事を書こうと思います。
まずは、僕の簡単なプロフィールから紹介します
僕は早稲田大学の看板学部である政治経済学部に所属しています。
早稲田の政経といえば、なんとなく「すごい!!」と思う受験生は少なくないかもしれないです。ただ実際に政治経済学部やそこに所属する学生の実態を知らない人がほとんどで、不安を抱えている人たくさんいると思います。
そこで、政経とその学生の実態を紹介しようと思います!!
①国立落ち(特に東大)が想像以上に多い
僕は入学して8ヶ月くらいが経ちましたが、多くの国立落ちの学生に出会いました。というか、一般受験勢で早稲田政経が第一志望だったという人にほとんど会ったことがありません。
かくいう僕も国立が第一志望でした。18年度の数学(国立志望の多くが利用する)がかなり易しかったことが影響しているのかもしれませんね(笑)。まあ国立落ちは多いですが、よく2ちゃんねるで見かけるような国立落ちを鼻にかけるような人にはいまだに出会ったことがありません。
②推薦や内部進学がめちゃくちゃ多い
これは入学すればすぐ分かるというか、事前に学部のことを詳しく調べていれば分かっていたことかもしれませんね。
各々のホームページを参照して、早稲田大学の主要な付属校の政治経済学部への進学者数(2018年度)をまとめると上記の表のようになります。
その下の円グラフは入学者全体(785名)に対する左の内部進学者数合計(274名)と指定校推薦入学者(82名)の占める割合を比較したものです。
これらを見て分かる通り、主要な付属校からの内部進学者や指定校推薦入学者だけでも全入学者数の半分近く(45.4%)にまで達します。これ以外にも様々な入試形態(グローバル入試など)が存在するので、一般入試(センター利用を含む)を介さずに入学した人の数は半分を超えていると考えられるでしょう。こういった現状に不満を持つ人もいますが、やはり政経とあって入試形態にかかわらず優秀な人が多い印象があります。
③それぞれの学科について
経済学科について
僕が所属している学科です。その名の通り経済を学ぶ学科なので普通に数学を使います。そのため 数学の苦手な人にはあまりオススメできません。2年次に学ぶミクロ経済、マクロ経済という科目はとても難しいらしき、僕も正直単位が取れるか心配です。
また1年の前期は経済数学入門のテストのため、黄色チャートを買って数Ⅲを学びました。自分が大学に入ってから数Ⅲを学ぶとは夢にも思っていませんでしたね(笑)。
あとは女子がとても少ない印象があります。前期に受けた基礎演習という15人ほどで行われる授業には女子が1人しかいませんでした。
まあ僕の場合は1年後期に受けている英語Reading(3学科混じって16人くらいで行われる科目)では女子が1人もいなかったので単純にそういう運がないのかもじれません(笑)。
政治学科について
政治経済学部の中で一番楽な学科だと思います。数学をほとんど使わないらしいですし、とにかく単位を取るのが楽そうで羨ましいです(笑)。男女比は割といい感じなのではないでしょうか。私立文系で数学が苦手な人にはここをオススメしたいです。
国際政治経済学科について
1年の頃から必修科目がたくさんでとにかく大変そうな印象があります。必修科目が多いゆえに全休が作れない人が多い気がします。
また国際というだけあって国際志向の人が多く、僕の友人で留学する人はほとんどこの学科の人だったりしますね。男女比も割とバランスいいのではないでしょうか。
④3号館がとにかく綺麗
まあとにかく綺麗です(笑)。大学の中で一番綺麗な建物だと思っています。トイレもすごく綺麗なので、早大生に一番人気の建物なのではないでしょうか。お昼時のラウンジはとても混雑しています。
高校の校舎が公立のクオリティーだったため、ここに初めて入った時には大学に入学したことを強く実感しました。早稲田大学を志望しているなら1度訪れてみることをオススメしたいです。
以上で政経とその学生の紹介を終わります。いかがでしたでしょうか。正直、大学に入る前は早稲田大学についての情報をほとんど知らなかったので、意外と入ってから驚くことが多かったです。
僕もまだ1年生なので知らないことも多いですが、こういった情報を参考にしてモチベーションなどをあげていただけたら嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。