【文京区】源覚寺【こんにゃく閻魔】
こんにちは(´・ω・`)
今日はココ
初めて聞いた時はずいぶんファンキーなお寺だなって、思った記憶があります。
由来は以下の通りです。
文京区が「文化財」として特に指定しているこの源覚寺の「閻魔木造坐像」は鎌倉期の作と伝えられ、寛文12年、今からおよそ330年前、最後の修繕をしたことが記録に残っています。
宝暦(1751~1764)のころ、眼病を患う一人の老婆が、その好物の「こんにゃく」 をたって一心に持病の平癒を祈願したところ、大王が老婆の身替りとなってみずから片目を盲目とさせられました。すると老婆の片目は以前ににまさって視力を回復したと伝えられたことから「こんにゃくえんま」あるいは「身替りえんま」と呼ばれるようになり、特に眼を患う人たちの信仰を集めました。今日、大王の右眼だけが光を失っているのは、この故事に基づくものです。
「こんにゃく」は食物としての「こんにゃく」であると同時に「困厄」という「苦しみ・わざわい」を表する熟語にも通じます。今も「こんにゃく」をお供えしてえんま様に身替りを請い、「困厄」 からのがれようとしてお参りされる人々があとを絶ちません。
えんま堂は、ペリーが浦賀に来航したころのもので、130年余りを経ていたために老朽化が進んでいましたが、平成15年に建て替えられました。
※えんま商盛会HPより引用
自分の片目を老婆にあげるえんま様。。。
ちょっとオタクな知人とこの話をしていたら、えんま様を美少女にすれば萌えアニメ作れんじゃね。と言ってましたw
えんま堂
お供え物のこんにゃく
良く見ると右目がつぶれているえんま様
他にも塩地蔵尊
自分の治したい部分に塩につけるとご利益があるそうです。
とりあえず頭につけときました。
入口に戻り右へ入っていくと
汎太平洋の鐘 少し見づらいですが
1690年に完成し、元々当寺院所有のものであったが、1937年に当時日本領だったサイパンの南洋寺に搬出され、サイパンの人々に時を告げる鐘として使われていた。しかし、第二次世界大戦が勃発し、サイパンは戦禍に飲み込まれ、この鐘も行方不明になっていた。しかし戦後の1965年にテキサス州にてこの鐘が発見される。その後、1974年になって当寺院に返還された。その模様はマスコミにも取り上げられ話題となった。現在では除夜の鐘として大晦日に突かれているそうです。
その先に南洋群島物故者慰霊像
第二次世界大戦で南洋群島で犠牲になった人たちを追悼する菩薩さまです。
広さのわりに見るところが沢山ありますので、お近くへ行く事があったら是非寄ってみて下さい。
今日はこの辺でー