本郷上野不動産の日記 賃貸版

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【読書感想文】蒼穹の昴 浅田次郎著

こんにちは(´・ω・`)

今日は、今まで多分10回以上読んだ、浅田次郎著、蒼穹の昴の読書感想文です。

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

 

 もうシリーズで5作ぐらい出てるんですかね。

浅田次郎はこれ以外にも面白い本がたくさんあるので随時紹介させて頂きます。新選組とか天切松とか

シリーズのあらすじはザックリとですか、清朝末期から満州建国その後までを、宦官や官僚、日本政府高官や新聞記者等の様々な視点から物語は進んで行きます。ネタばれ反対派なので詳しい話は、是非本を読んで下さい。

ただ、このシリーズは本当に初見殺しで色々と聞きなれない言葉が出てきます。

例えば

葉赫那拉

 愛新覚羅

直隷総督府

塞防派左宗棠

初めて読んだ時はカラマーゾフの兄弟かよ!とか思いました。

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

 

 カラマーゾフの兄弟と一緒で、巻頭にある人物紹介を読みながらじゃないと混乱します。

でも、カラマーゾフの兄弟と違い、個人的には漢字が多い分すぐ慣れましたが。。。

 

私は個人的に、幕末以降の歴史小説が大好きで、司馬遼太郎とか山岡荘八をよく読んでたのですが、中々その時代の日本以外の小説って少ないじゃないですか?私が知らないだけかもしれませんですが。。。

中国の近代史のメジャーどころって陳舜臣ぐらいしか、知らなかった私は、蒼穹の昴を読んで本当に面白かったので、未読の方は是非

今でもたまに寝る前にウィキペディア等で、時代背景を調べたりします。

浅田次郎の各歴史小説は、せいぜい150年程度前の物ぐらいなので、描写が細かくてリアリティがある様に思います。(語彙力

私は三国志は大好きでゲームもしたり、横光版を60巻持ってたり、蒼天航路も全巻持ってたりしてたのですが、実はあまり中国の歴史って興味なかったのですが、蒼穹の昴を読んでから良く歴史考察サイトなど見るようになり、趣味の幅が少し広がりました。

今は五胡十六国時代のカオスさを表現した小説等を探してます。

何かおススメありましたら教えて下さい。