本郷上野不動産の日記 賃貸版

地元ネタや賃貸物件について

【賃貸】私が思う上手なお部屋の探し方。2【お部屋探し】

3、4について

これは、実際にあった事なのですが、何年か前に知人が上京する事となり、お部屋探しの依頼を受けたのですが、その知人の絶対条件が「バルコニーから、東京タワーが見える部屋」という感じだったのです。

その後、無事にご納得いただける部屋が見つかり、入居後1か月後に遊びに行ったのですが、

( ゚д゚) ・・・?(つд⊂)ゴシゴシ?(;゚д゚) ・・・?(つд⊂)ゴシゴシゴシ?(;゚ Д゚) …!?

コイツ、シャッター閉めっぱなしにしてやがる・・・

知人を問い詰めた所、一言

「飽きた。」 

(゚Д゚)ハァ?

どうやら、知人は最初の1週間こそ、感動して毎日の様に東京タワーを眺めていたそうなのですが、、東京での暮らしになれるにつれて、東京タワーが見れる感動が薄れていき、東京タワーが見れる部屋に住む事への感動がなくなってしまった様です。

 

この話は少し極端ですが、例えば新築のマンションに住んだとしても、最初は最新の設備に感動し、楽しく暮らせると思いますが、時間がたつとその最新の設備を使う日常が当たり前となり、当たり前になってくると思います。

反対にその部屋のデメリットに慣れる事って、そんなに多くはなく、駅徒歩5分までで探している方が、駅徒歩15分のお部屋に住んだとしたら、暑い日や雨が降ったりする度に「やっぱり駅徒歩5分のお部屋にしとけば良かった。( TДT)」って思う事は多いと思います。

元々、新築のお部屋を希望される方や、駅徒歩15分が気にならない人は別ですよ。良い事は割とすぐ慣れますが、悪い事は中々慣れません。

 

ですから駅徒歩5分で築20年のお部屋で探している方が、駅徒歩15分で新築の物件を内覧したとしましょう、そりゃあ新築の部屋を内覧したら、感動してその部屋に住みたくなって、駅徒歩15分を頑張ろう!と云う気持ちになるかと思いますが、その気持ちが何年も続くかわからないですよね。なので、個人的にはこのようなお客様は、基本的にメリットより、デメリットを説明させて頂きます。なるべく冷静にお部屋は探しましょう。

 

5について

住む場所に関しては、どうしてもその人それぞれの感覚的な部分が最重要になってくると思います。

例えば身長155㎝の女性と180㎝の男性では、同じ天井の高さでも見え方が、全然変わってきます。天井以外にも、浴槽の広さ、キッチンの高さ、キッチンの吊戸棚の高さ、等もですね。

日当たり、騒音に関しても、どうしても個人差がありますので、不動産業者の担当者が無責任に

「日当たり良いですよ~」

とか

「ここは、そんなに車が通らないので騒音は気になりませんよ~」

とか、言われてもあくまで個人差があるので、必ず現地で確認しましょう。

私がお部屋探しのお手伝いさせて頂く際に、騒音の懸念がある時は、必ず契約前に平日の夜にも現地をご案内させて頂き、確認して頂いております。

お部屋の探し方は、千差万別、人によって色々な探し方があると思いますが、これ使えそうだなと思ったら、試してみて下さい。

今日は以上ですー

 

 文京区、台東区のお部屋探しは

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